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2017年06月28日(水)

世界最古の歌

みなさん、歌は好きですか?

 

わたしは歌が大好きです。オペラ、ミュージカル、合唱、ポップス、ロック、バラード、ジャズ、アニソンなどなど、ひとくちに歌といっても本当にたくさんのジャンルがあります。老若男女、あらゆる世代のあらゆる人々が楽しめる音楽。それが歌です。

 

現存する世界最古の歌は、古代ギリシアのセイキロスの墓碑銘に刻まれています。現在のトルコの都市アイドゥン近郊で発掘されたこの墓標は紀元前2世紀から紀元後1世紀(2200年~1900年前)のものと考えられています。古代ギリシアの楽曲はこの他にもっと古いものがありますが、完全な形で残っているのはこの楽曲だそうです。現代のような五線譜ではなく、歌詞の上に旋律を意味する記号が記されているのだそうです。現代ギリシア語フォントで墓碑銘が再現されている画像がありました。わたしは全く読めませんが、参考までに記載します。

 

Seikilos.svg.png

(Wikipediaより)

Wikipediaに歌詞の訳もありました。

 

生きている間は輝いていてください

思い悩んだりは決してしないでください

人生はほんの束の間ですから

そして時間は奪っていくものですから

 

ふむふむ。古代ギリシア人はそんなことを考えていたのか。現代にも通じる素敵な詩ですが、何かもうちょっといい訳がありそうな気がしたので探してみました。

この本に素晴らしい訳が紹介されていました。詩の翻訳って奥が深いなあ...

http://shop.zen-on.co.jp/p/870010

 

さて、この旋律を現在の楽譜に書き起こすと、以下のようになるのだとか。

Seikilos_score.png

(Wikipediaより)

この楽譜では、ニ長調(D-major)で書かれています。曲が作られたのは○○長調や××短調などの概念ができる前ですから、上の楽譜は現代風に少し手を加えられたものだと思います。YouTubeの音源では全音階で演奏されているものもあり、それらの多くは上の楽譜にあるようにラから始まるのではなく、ソから始まります。竪琴の伴奏がついているものもあり、現代の音楽に負けず劣らず、情緒豊かでエキゾチックな響きがあります。

せっかくなのでYouTubeの音源も置いておきますね。古代ギリシアに思いを馳せながら聴いてみてください。

https://youtu.be/xERitvFYpAk

 

参考

https://ja.wikipedia.org/wiki/セイキロスの墓碑銘

新入社員S.T.


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2017年06月15日(木)

パンダフルなお知らせ!(Oh pandaful!)

昨日6月12日、上野動物園のリーリー(力力)とシンシン(真真)に待望の赤ちゃんが誕生したという嬉しいニュースが舞い込んできましたね。実際には、生まれてきてからの方が、押しつぶされないかとか、ほんとうに心配になりますけど。
 
そこで、パンダについて、改めて調べてみると、パンダについてのうんちくが沢山あることに気付きました。すでに知っているよ、という方もいらっしゃるとは思いますが、気になったことを挙げてみましたので、少しおつきあいください。
※はあくまで個人的なツッコミです。
 
  • パンダは、もとはといえば、現在のレッサーパンダのことで、1869年(明治2年)にジャイアントパンダが発見されてからは、レッサーパンダのほうが小さいのでlesser がつけられて区別され、パンダといえば、ジャイアントパンダのことを指すようになった。
    ※ これは英語的な発想で、日本語的な発想では、レッサーパンダのことは、「元祖パンダ」と呼ぶべきではないか。
 
  • ジャイアントパンダの赤ちゃんは体長15㎝、レッサーパンダの赤ちゃんの体長も15㎝。
    ※ この時点だけは、どちらもパンダと呼んでも支障がないじゃないか。
 
  • パンダはレンタル、つがいのレンタル料の平均は1億円/年間。日本には現在9頭(今回誕生を含む)。
    ※ 2017年カープ推定年棒(1億円以上の選手)ジョンソン3.2億、菊池涼介1.45億、丸佳浩1.4億、石原慶幸1.2億、新井貴浩1.1億、エルドレッド1.1億、野村祐輔1.0億、合計額10.45億。わかりやすくなるかと思いカープの選手で例えてみましたが、あまりの低さに逆に落ち込む。
 
  • パンダの寿命は野生が20年、飼育環境では25年~30年。2016年10月16日香港海洋公園で安楽死したジアジア(佳佳)は38歳で人間114歳に相当する(当時世界最高齢)。体調が2週間前から急激に悪化し、エサも食べなくなり、歩けなくなり、1日中寝転んでいたからら判断した。
    ※ 動物は自ら痛いとか、しんどいとか言えないので、人間が推し量るしかないんですよね、ツライです、パンダが好きだから。
 
  • パンダの名前については、ランラン(蘭蘭)、カンカン(康康)のように同じ言葉を繰返すのが一般的で、これは、中国では同じ言葉を繰返すと、日本語の「~ちゃん」というかわいい印象になるからだ。
    ※ ちなみに、テレビの番組のなかで俳優の中尾彬さんは、どのような名前をつけますかという質問に、迷わず「しのしの」と答えたそうです。どんだけ奥さんのことを愛してるんやと思いましたが、期待どおりの回答で安心しました。
 
いまだに赤ちゃんの性別もわかってないですが、今回も名前が一般公募でつけられるみたいです。
パンダの赤ちゃんは、生後90日が命が助かるかの大事な時期だそうで、名前の一般公募は、その後8月から9月ごろ、東京ズーネットから案内があるようです。
 
前回2012年は6日で急死という悲しい結果になりましたが、飼育員さん、小さな命をしっかり見守ってあげてください。
 
今回参考にしたサイト
<ジャイアントパンダ>
<レッサーパンダ>
<パンダの寿命>
 
まだ一度も生でパンダをみたことがないT.K.

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2017年05月23日(火)

アジア人の海外での行動パターン比較

はじめまして。新入社員のK.Mです。

 

私は学生時代、語学研修や留学でヨーロッパにいたことがあります。そこでは現地の人だけでなく、多くのアジア人にも出会いました。同じアジア人なのに、ヨーロッパにいるときの行動は、お国柄によってずいぶん違った印象を受けました。

そこでこの記事では、旅行や留学など海外でのアジア人の行動パターンの違いについて考えてみたいと思います。この記事では日本人のほかに、ヨーロッパで圧倒的に人数の多い中国人と韓国人を取り挙げます。

(※もちろん、ひとくくりに○○人といってもいろいろな人がいるので、これがすべての人にあてはまるわけではないということをご了承ください。)

 

観光地にいるとき、知らない日本人同士は会話しようとしないことが多いです。日本語が聞かれないように小声で話すことさえあります。(例外が、写真を撮ってほしいときです。言葉が通じる人に頼むほうが楽なのでしょう。)

 

一方、中国人観光客は、私たちを見ると中国語で話しかけてきます。おそらく「中国人?」とか「どこから来たの?」とか尋ねているのだと思いますが、中国語はわからないので首を振ると、今度は英語で話しかけてきます。

韓国人の場合は、最初から英語で話しかけてくることも多かったです。

日本人がほかのアジア人に話しかける場面はほとんど遭遇したことがないので、こうして話しかけてくれることはとても新鮮に感じました。

 

この行動の違いから、アジア各国の人々が海外旅行に求めるものの違いが見えてきます。日本人は海外旅行に「周りに日本人(アジア人)がいない」という非日常を求め、中国人・韓国人は、祖国から遠く離れた場所で同じアジア人と会話することで、アジア人としての連帯感を求めているのではないかと感じました。

 

しかし、旅行ではなく、留学して日常生活を送ると、日本人の違った一面が見えてきます。日本人の留学経験者の中には、現地の日本人コミュニティの居心地が良すぎて、あまり現地語が上達しなかった・現地の友達ができなかった人がいるという話をよく聞きます。旅行先では同じ国の人を避けるのに、留学中の日常生活となると、とたんに同じ国の人と群れたがるのは日本人の不思議なところだと思います。

 

余談ですが、祖先が大陸からやってきたため、日本人の顔は中国系と韓国系に大別されるようです。日本人留学生の中でも、人によってどちらに間違われやすいかが大体決まっていました。私はよく南のほうの中国人に似ていると言われていました。だから、中国人が親近感を持ちやすく、話しかけやすかったのかな、と思います。

 

以上、新入社員K.Mが海外で感じた、アジア人の行動パターンの比較でした。

あこがれていた翻訳会社に就職して、早いもので丸2か月が経とうとしています。言語に多く触れる環境にいるので、ますます言語スキルを上げて、貯金もして、また海外に行ってみたいなあと思います。


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2017年05月17日(水)

ばくだん屋食レポ

こんにちは!

今年4月に入社しました新入社員のS.Tです。

埼玉からはるばる広島へやってきて、もうすぐ2か月が経ちます。社会人生活にも少し慣れてきたころ、何か美味しいものが食べたくなってきます。

というわけで先日、廣島つけ麺本舗ばくだん屋にいってきました。

お店の中は有名人の色紙やお客さんの写真やら何やらで、とってもにぎやかです。赤い丸椅子がカウンターの前にならんでいて、いかにも「ラーメン屋さん」という風景です。漫画の単行本も置いてありました。なんでラーメン屋さんって漫画がおいてあるところが多いんでしょうね。

さて、私が注文したのは辛味噌つけそば!おにぎりもセットで頼みました。

麺の上には、チャーシューとメンマ、煮卵に白髪ねぎというオーソドックスなトッピング。ピリ辛のスープが麺にしっかりからんで箸が止まりませんでした。

ちなみに、このスープの辛さは店員さんに言えば変更できます。私は辛いのが苦手なので、辛さレベルを一段階下げてもらいました。それでもそこそこ辛かったです。この、「辛いな~~~」というあたりで、半熟トロトロの煮卵をいただきます。これが、私の煮卵を食べるタイミング。スープに浮かぶゴマがまた香ばしくてたまりません。

麺を食べ終わったら、今度はおにぎりです。私は、ラーメン屋さんに行くと、必ずライスかおにぎりを一緒に注文します。残ったスープで食べるお米は、同じ炭水化物とはいえ麺とは違う美味しさがあります。

しかし、このばくだん屋のおにぎりは、塩をたっぷり振った韓国のりで巻かれているため、結構しょっぱいです。なので、ただでさえピリ辛のスープと一緒に食べたら塩気がかなり強かったです。

熱々のピリ辛のつけ麺とおにぎりでおなかがいっぱいになった頃、冷たくて甘い杏仁豆腐の出番です。なめらかな舌触りとやさしい甘さが最高です。甘いものは入るところが違うのか、ぺろりと食べきれるちょうど良い量でした。ふ~むなるほど、これが広島の味!もう大満足です。

以上、新入社員S.Tによる食レポでした。書いていたらおなかが空いてきました。

皆さんもぜひ一度、ばくだん屋にいってみてください。

ブログ用ばくだん屋の写真.JPG


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2017年03月27日(月)

おそれ多い世の中

最近気になっていることのひとつが、
おそれ があります」という表現です。
 
なにげない普段の生活のなかにも、
  • 火災のおそれがあります
  • 漏洩するおそれがあります
  • 凍結するおそれがあります
  • 料金が発生するおそれがあります
  • 指を負傷するおそれがあります
  • 怪我をするおそれがあります
  • 失明するおそれがあります
  • 感電のおそれがあります
  • ウイルス感染するおそれがあります
  • 故障するおそれがあります
  • 床に傷が付くおそれがあります
  • 変形するおそれがあります
その他にも、挙げればきりがないほど、いつの間にか、日本はおそれ多い世の中になってしまいました。
 
おそれ があります」って、便利な表現でいろいろな場面で使用されていますが、いまひとつ、その深刻さがわからないと思いませんか?
 
ある事象が発生する可能性を(X)とします。
X=100%の場合、
「○○○しますので○○○ください。」
と言い切っても大丈夫です。
 
可能性が、0%<X≦100%の場合、つまり、絶対に起きないことはなく、絶対おきるともいいがたい時。
ネガティブな事象は
「○○○する おそれ がありますので○○○ください。」
と表現します。
 
また、
「○○○する 可能性 がありますので○○○ください。」
「○○○する 場合   がありますので○○○ください。」
「○○○する こと    がありますので○○○ください。」
と言うこともできます。
これらはポジティブ、ネガティブな事象のどちらにも使用できます。
 
ただ、
ポジティブな内容に おそれ を使用してしまうと、違和感が出てしまいます。
「年末ジャンボ1等に当選した おそれ がありますのでご確認ください。」
と言う人はいませんよね。
 
ある事象が発生する可能性が少しでもあり、その事象がネガティブな場合に、
「○○○する おそれ があります。」を使用し、この おそれ には、ちゃんと対応しないと危ないよというメッセージが込められています。
 
よくあるメーカーからの案内文書の例
ノートパソコン用バッテリパックの交換・回収について      
バッテリパックが発火する おそれ があるので、製品番号を至急ご確認ください。
 
メーカー側は、いちおう警告と案内を出したので、あとは、よろしくね!ということみたいですが、これを読んだ心配性の人は、「こりゃーすぐに対応しないと」、と思うでしょうし、
楽観的な人は、「そんなに深刻なことではなさそうなので、当分たいじょうぶだろう」と思うかもしれません。
 
なかなか、回収結果がメーカーの要求通りにならないのは、もしかしたら、この おそれ に原因があるのではないかと勘繰ったりもします。
 
その一方で、英語は、
「 おそれ があります」って、言っておけば、どうにかなってしまう日本語と違い、助動詞に可能性のレベルが細かく定義されているのには驚きです。
 
可能性を表す助動詞(可能性が高い順)
1. must 「~に違いない」 (98-100%)
2. will 「~だろう」 (95-100%)
3. would 「~かもしれない」 (90-95%)
4. should/ought to 「たぶん~だ」 (70-90%)
5. can 「~でありうる」 (50-70%)
6. may 「たぶん~だろう」 (30-50%)
7. might 「ひょっとして~かもしれない」 (25-50%)
8. could 「ひょっとして~かもしれない」 (20-40%)
 
バッテリパックが発火する おそれ があるので、製品番号を至急ご確認ください。
これを英語にすると、
Battery pack will lead to fire. Confirm the product number immediately.
Battery pack can lead to fire. Confirm the product number immediately.
Battery pack may lead to fire. Confirm the product number immediately.
Battery pack could lead to fire. Confirm the product number immediately.
のように使い分けることができ、読み手も、事象の深刻度を理解できます。
 
しかし、残念なことに、この英文を日本語にすると、ほとんどの訳は、
「バッテリパックが発火するおそれがあります。製品番号を至急ご確認ください。」
になって、結局、おそれ多い世の中になってしまうのです。
 
逆に、日本語で書かれた、おそれの本当の発生の可能性が何パーセントかわからないので、翻訳者により、will, can, may, couldなどが適当に選ばれて、複数訳文ができてしまうという問題もあります。
 
文化、言語表現の壁を、乗り越えるって本当に難しいということを再認識しました。
 
おそれがあります。恐るべしです。
 
T.K.

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