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2018.05.10

広島市内のループバス事情

We LOVE Hiroshima

広島市には、めいぷるーぷという観光客をターゲットにした循環バスがあります。
広島駅から主要な観光スポットを巡る3つのルートがあり、多くの観光客に利用されています。
どのルートも八丁堀、紙屋町、原爆ドーム、平和公園を通るので便利ですね。
しかも一日乗車券は400円で乗り放題というのも魅力的です。
mapleloop.jpg
引用元:http://www.chugoku-jrbus.co.jp/teikan/meipurupu/map.html

物は試しにと、一度グリーンルートに乗ったことがありますが、車内にはテレビがあり観光案内が日本語と英語で流されていました。
偶然乗り合わせた外国人観光客とお話ししたりするのもいいですね。広島市民でも結構楽しめそうですよ。
mapleloopbus1.jpg

そして新たに5月13日(日)からエキまちループという市内循環バスの運行が始まります。
ekimachiloopbus.jpg
画像引用元:http://www.hiroden.co.jp/topics/2018/0330-ekimachi.html

この循環バスの何がすごいかって、
〇 広島駅から八丁堀までがノンストップ運行
○ 平和大通りへのアクセスが便利
○ 広電と広島バスの定期券が相互に利用可能
○ 右回ルートと左回ルートがあって、両方を合わせると平日一日の運行本数が170本以上

というのが挙げられていますが、私たちにとってはAIBS広島本社へのバスによるアクセスが格段向上するというのが最大のメリットです。

弊社へのアクセスは広島駅からは、これまで
aibsaccess.png
と、ご案内していました。
ただ残念なことに、もっとも歩く距離が少ない50号線は、朝の通勤時間帯(7時から9時)は1時間5本ですが、それ以外は1時間に2本程度しかなく、待つぐらいなら歩いたほうがいいかというような路線です。
広島駅と西区のアルパーク間の長い距離を走る路線なので、渋滞により時間通りに運行できないということも結構あります。

ところがエキまちループバスは、最寄りの平塚町バス停に始発から最終まで1時間5~6本の間隔で運行されます。
料金は大人180円、小児90円の均一運賃
http://www.hiroden.co.jp/topics/2018/pdf/0330-ekimachi/timetable.pdf
参照:広島市都心循環バス 「エキまちループ」時刻表

さらに広島駅へのアクセスだけでなく、アストラムライン本通り駅とのアクセスも、このバス1本で可能になりました。

雨の日とか助かりそうですね。

T.K.

2018.03.15

ベストセラーランキングに見る広島の地元愛

We LOVE Hiroshima

毎週日曜日に地元新聞に発表されるベストセラーランキングが興味深い。
というのも、広島と東京で売れている書籍がこれほどまでに違うのかという週があるんです。
たとえば、3月のとある週のランキング

広島

順位 タイトル 著者 ジャンル
1 勉強 秋山夕日 教育
2 漫画 君たちはどう生きるか 吉野源三郎、羽賀翔一 哲学
3 おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子 小説
4 広島電鉄殺人事件 西村京太郎 小説
5 ブラッド・エルドレッド 広島を愛し、広島に愛された男 ブラッド・エルドレッド エッセイ
6 炎と怒り トランプ政権の内幕 マイケル・ウォルフ 政治
7 大人の語彙力ノート 齋藤 孝 ビジネス
8 君たちはどう生きるか 吉野源三郎 哲学
9 天風録書き写しノート 中国新聞社 地元
10 未来の年表 河合雅司 ビジネス

東京

順位 タイトル 著者 ジャンル
1 会社を絶対にダメにしない社長の"超"鉄則 小山昇 マネジメント
2 Clarity 石橋杏奈写真集 光文社 写真集
3 残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方 江上治 ビジネス
4 できる大人の9割がやっている得する睡眠法 小林 瑞穂、森下 えみこ 健康
5 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 佐藤航陽 ビジネス
6 週イチ・30分の習慣でよみがえる職場 重光 直之、片岡 裕司、小森谷 浩志 マネジメント
7 ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎 マネジメント
8 図解環境ISO対応まるごとわかる環境 見目 善弘 ビジネス
9 炎と怒り トランプ政権の内幕 マイケル・ウォルフ 政治
10 すごい共感マネジメント 中田 仁之 マネジメント

引用元:中国新聞3月4日朝刊より

なんと、共通のタイトルは『炎と怒り トランプ政権の内幕』だけで、あとはまったく違っています。

傾向として、広島は地元愛にあふれ、東京はマネジメントやビジネス書が人気というのがはっきりと分かります。東京で流行ったものが、広島では時間差で流行することはよくありますが、逆はなさそうです。おそらく広島電鉄殺人事件が東京のランキングに入ることはないでしょう。

最近は、本屋に出向かなくても、インターネットで検索すれば、チラ見できたり、購入しなくてもカスタマーレビューで大体の内容が把握できてしまう時代です。
ですが、書店に出向いてページをめくって、よしこれにしようと決めて購入する。そういう時間が本当は大切なのではなかろうかと思うのです。

そんな私はこのランキングにつられ、さっそく書店に行き、『広島電鉄殺人事件』を購入しました。
日頃利用している路線でもあり、絶対にありえないだろうというツッコミどころ満載でついつい時間を忘れて、一日で読み終えてしまいました。

秋の夜長に読書と言われますが、春は本を片手に外に出て列車に揺られながら読書するというのも違った雰囲気を楽しめるかもしれませんね。

私が、次に狙っているのは、『ブラッド・エルドレッド 広島を愛し、広島に愛された男』です。

T. K.

2017.07.05

雨が降りよる?降っとる?

We LOVE Hiroshima

こんにちは。新入社員のK.Mです。

今日の広島は雨です。強く降る時間帯もあったので、びしょ濡れになって出勤した方も多かったのではないでしょうか。

ところで、「雨が降っている」と言うとき、皆さんはどのように表現しますか?

標準語だと「フッテイル(フッテル)」ですが、広島を含む西日本では「フリヨル」「フットル」という二つの形を使い分ける方言が多いようです。

では、「ヨル」と「トル」にはどのような違いがあるのでしょうか。

私の感覚では、「雨がフリヨル」と聞くと、「今雨が降っている」という状況、「雨がフットル」と聞くと、「今雨が降っている」と「さっきまで雨が降っていて、今は地面が濡れている」の2つの状況を思い浮かべます。

http://www2.nkansai.ne.jp/users/ytaniguchi/aspect.htm によると、「ヨル」は〈動作の開始・途中・進行〉、「トル」は〈動作の進行・完了・結果〉を表すそうです。なるほど、だから雨がフットル」には「さっきまで雨が降っていた(が、今は雨が降っていない)」という状況も含まれるのですね。

ヨル」や「トル」のことを、言語学の用語で「アスペクト」といいます。

http://www.tomojuku.com/blog/aspect/ によると、アスペクトとは「時間の流れに焦点をあてる」文法形式です。標準語や東日本方言のように「ヨル」と「トル」の区別がない方言もありますし、使う方言によって時間の流れの感覚や概念が違うのかもしれないと考えると、なんだか不思議な気分になります。

フリヨル」「フットル」以外でも、私のような広島弁ネイティブは、日常的に「ヨル」と「トル」を使い分けます。たとえば食事中、皿のソースが袖につきそうなとき、「つきよるで(つきそうになっているよ)」と言います。ここで「ついとるで」と言うと、「もうついてしまっている」ということになります。

http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170705094551.pdf?id=ART0008537767 を見ると、日本各地にさまざまなアスペクト形式があることがわかります。ここで紹介した広島弁の「ヨル」「トル」と、ご自身の方言のアスペクト形式の共通点や相違点を考えてみるのもおもしろそうですね。

 

引用・参考URL一覧

http://www.tomojuku.com/blog/aspect/…アスペクトについて解説されています。

http://www2.nkansai.ne.jp/users/ytaniguchi/aspect.htm…広島弁についてのサイトではないですが、 「ヨル」と「トル」の意味が解説されています。

http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170705094551.pdf?id=ART0008537767…日本各地で「~テイル」形をどのように表現するのか調査された論文です。方言地図も載っています。

2017.06.19

オフィスの公用語

We LOVE Hiroshima

こんにちは。新入社員のK.Mです。

近年、テレビなどの影響で、その土地に住んでいなくても、各地の方言はどんなものなのかなんとな~くわかるようになってきました。広島県外の人が思う広島弁といえば「~じゃけえ」とイメージがついているように思います。ですが、広島弁は「~じゃけえ」だけではありません。テレビなどであまり取り上げられていなくて、広島県外出身の人が知らない方言もまだまだあります。

アビリティの新入社員は約1か月間、他のグループ会社の同期と合同で研修を受けます。もちろんその中には、県外出身者もたくさんいます。(今年は特に多かったようです。)

一方、講師役をしてくださる各社の諸先輩方は、「広島の標準語」(=広島弁)しかしゃべれない方が圧倒的に多いです。私は広島県民なので一言一句理解していましたが、県外出身者は方言が理解できなくてぽかんとした様子でした。後で私が意味を解説すると、驚かれることも多かったです。

そこでこの記事では、オフィスで使われている広島弁の中でも、初めて意味を知った県外出身者が驚いていたものを厳選してご紹介します。

 

①「さし」

「さし」はものさし・定規のことです。合同研修での製図実習のとき「さし、持ってない人は取りに来て」と言われました。県外出身の同期たちは「何だかわからずに取りに行ってみたら定規のことだった」と言っていました。西日本出身者の中には「自分では言わないが、聞いたことはある」という人もいました。

 

②「はあ」

「はあ」は「もう」「すでに」という意味の副詞です。下記の例文のように使われます。

例3:「はあ夜じゃ」(もう夜だ)

例4:「はあ食うてしもうた」(もう食べてしまった)

私は、意味は分かりますが使ったことはありません。特に広島弁が強い人が使うイメージがあります。「はあ」について解説すると、県外出身者は「大きなため息かと思っていた」「あきれられているのかと思っていた」という人が多かったです。広島弁は語気が強いのでそう聞こえていたのかもしれませんね。

 

③方言敬語

オフィスには敬語が必須です。方言敬語と言えば、関西弁の「~しはる」などが有名ですが、広島も方言敬語が発達した地域です。広島弁の方言敬語には、主に「~しちゃった」「~してじゃ」という形があります。

例1:「○○さんが来ちゃった」(○○さんが来られました)

例2:「この本は○○さんが読んでじゃ」(この本は○○さんがお読みになります)

「~しちゃった」については、県外出身者は「~してしまった」という意味だと勘違いすることが多いようですが、これはれっきとした敬語です。

ちなみに、私は学生時代、お隣の岡山県に住んでいましたが、方言敬語を使ってもまったく通じなかったので、使うのをやめていました。広島に来た今では、敬意をたっぷり込めた方言で思う存分話すことができるのですが、一度使わないように癖をつけた言葉なのでなかなか取り戻せずにいます。標準語の敬語よりもやわらかく感じるので、個人的には好きな表現です。

下記の論文(黒崎2005)によると、「~しちゃった」「~してじゃ」という形は広島独特のものではなく、西日本に広く分布しているようです(が、私の経験では広島県民以外に通じたためしがありません)。短くてさらっと読める論文なので、興味のある方はのぞいてみてください。

http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170620144951.pdf?id=ART0006299491

 

さて、いかがでしたか?県外出身者がいると、気を遣って標準語でしゃべろうとする人が多いですが、それでも出てくる広島弁。意味を知らずにいると誤解を招くこともあるので、県外出身者にも広島弁を知ってもらいたいなと思っています。下記のリンクは「広島弁辞典」というサイトです。掲載語彙がとにかく豊富なので、広島弁に興味のある方は必見です。

http://ww41.tiki.ne.jp/~naosaku/hiro/a.html

研修が終わってアビリティに配属されてからも、当然ながらオフィスでは広島弁が飛び交っています。(先輩方の話によると、他県の支社でも広島弁が横行しているのだとか…笑)もう一人の新入社員(埼玉県出身)は、引っ越してきてから広島弁が少しずつうつってきています。アビリティの公用語は日本語のはずですが、真の公用語は広島弁なのでは?と私は思っています。

2017.06.05

「とうかさん」初参加レポート

We LOVE Hiroshima

こんにちは。新入社員のK.Mです。

私の出身地は広島県内ですが、広島市から車で2時間半ほど離れた場所なので、入社してこちらに住むまであまり広島市のことに詳しくありませんでした。そんな私が、先日開催された広島市内のお祭り「とうかさん」に、人生で初めて行ってきました。今回の記事ではその様子をお届けします。

 

まず、「とうかさん」とは一体どんなお祭りなのでしょうか?

公式ホームページによると、とうかさんの正式名称は「福昌山 慈善院 圓隆寺」で、「稲荷」と書いて、音読みで「とうか」と呼ぶ大明神をお祀りする寺院です。とうかさんは広島三大祭りの一つとして知られていて、おそらく日本で一番早く浴衣を着て出かけるお祭りだとされています。(2017年は6月2日~4日の開催でした。)また、1619年に稲荷大明神を勧請して以来のお祭りで、間もなく節目の開創400年を迎えようとしています。果てしなく長い歴史がありますね。

 

とうかさんがどんなお祭りなのかご理解いただけたところで、ここからは私がとうかさんでどんなことをしたのか、写真とともにレポートしようと思います。

 

最初に、とうかさん(圓隆寺)へお参りをしました。小さな境内に人がひしめいていて、出入りするだけでも大変でした!

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お参りの後はおみくじを引きました。古文と漢文で書いてあるので、読むのに大変苦労しました…。

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私が行った日は19時ごろから盆踊りが始まりました。(お盆でなくても盆踊りというのですね。)「飛び入り歓迎」と書いてあったので、盆踊り初心者の私も少しだけ踊ってきました。

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それから、とうかさんといえば、大規模な歩行者天国も見どころの一つです。屋台や出店がずらりと並んでいました。また、和太鼓を演奏する団体やソーラン節を踊る団体も大勢いて、観客とともに盛り上がっていました。

 

とうかさん期間中は、浴衣を着ていくと、割引やサービスをしてくれる飲食店が多くあるようです。今回、私は浴衣を実家に置いていたので着て行きませんでしたが、呉服店などではレンタルや着付けのサービスが行われていました。このサービスがあれば手軽に浴衣が楽しめるし、お祭りの行き帰りも動きやすくていいですね。

 

とうかさんは6月のお祭りなので、日が出ているうちに外を歩いても、そんなに暑くないのがうれしいところだと思います。これで一足早く夏の気分を味わえました。皆さんも、来年のとうかさんの時期に広島を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

参考URL:http://www.toukasan.jp/