特許事務ブログ

2016年11月25日(金)

シリーズ【特許事務を仕事にする】 11:極める人の共通点

「どうすれば仕事が楽になるか」

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先日、ATMS PROPASというクラウドの特許管理システムを提供している富士通様と共同で、セミナーを開催しました。

セミナーでは“クラウドだからできる!知財事務のアウトソーシング事例紹介”というテーマで、AIBSが提供するサービスを活用されている企業の知財担当、Aさんに講演していただきました。

企業における知財の仕事は、出願権利化や権利活用にかかわる技術系の仕事と、手続業務にかかわる事務系の2つに分かれますが、講師のAさんは技術系・事務系両方に携わっている方です。

また、今回のセミナーの特徴は “事例紹介”だけでなく参加者同士の“意見交換会”のセクションを設けたことにありました。

見知らぬ方々が集まるセミナーは、通常、参加者は隣に座った方々と会話をすることもなく、セミナーが終わったら帰ってしまうことが大半です。同じテーマのセミナーに参加したのだから、抱えている課題や興味は共通しており、交流すればきっと何か得るものがあるはずなのに…。

そこで、参加した人々が交流するにはどうしたらいいだろうかと考え、意見交換会の場を設けることをしました。

講師のAさんもおっしゃっていたのですが、知財事務は専門知識を必要とする重要な仕事でありながら、一般事務と同様と軽んじられる傾向にあり、また、知財事務担当者は社外に出る機会を作りにくく、他社との情報交換の機会が少ない状況です。

今回、17年間、Aさんが試行錯誤しながら辿り着いた知財事務の管理方法やその根拠となる考え方は、日ごろ、孤軍奮闘されている知財事務の方々に感動を与えたようでした。そして、普段お会いすることのない方々との交流も、得るものが大きかったようです。

Aさんのお話を聞きながら、“知財事務を極めた人には共通点があるなぁ”と感じたのですが、それは、単にやらなければいけない仕事を淡々とこなすのではなく、どうすればもっと仕事の精度が上がるのか、もっと楽に、いい成果を出す方法はないか、常に“研究する姿勢”です。自分の頭で考えて思考錯誤しながら、行動に移す人だけが、仕事を極めていくのだな、と感じます。

先日Aさんから教えていただいたことを、これから知財業界に入ってこられるみなさんに、少しでもお伝えできればと思っています。仕事をしていて、どうやったらいいのだろうか、そう悩むことがあれば、お気軽にご相談ください。みなさんが、よりいい仕事ができるようサポートしていきたいと思っています。