特許事務ブログ

2017年01月18日(水)

シリーズ【特許事務を仕事にする】 13:J-PlatPatの転職活用術

「『ぷらっと』寄って、情報を『ぱっと』検索できるサービス」

20151117_textbook.jpg

あっという間に2016年が終わり、2017年がやって来ました。 新しい年を迎え、4月からの転職を目指している方も多いと思います。
そこで今回は、特許情報検索システムJ-PlatPat を活用して、転職先の情報収集をする方法をお伝えしたいと思います。

◆J-PlatPat

特許は、出願後 1 年半経過すると公開されるため、J-PlatPat を使うと、どの企業がどのくらい出願をしているか、どの企業がどの事務所に仕事を依頼しているかを調べることができます。

そこで、転職候補先の出願や登録件数を事前に調べることをお勧めします。特に、特許事務所で勤務を希望される方には、希望する特許事務所がどのような企業から仕事を依頼されているかを知ることができるため、ここから事務所の経営状況や組織体制を推察することができます。

ただ、検索した情報は 1 年半前に特許事務所が企業から出願を依頼された(仕事を受けた)情報になり、最新情報とはいえませんので、過去3年~5年分の推移を見るとよいかもしれません。

参考までに、ある特許事務所の所長の名前を入れて、1年分の出願件数を調べてみました。 すると、年間受任件数が545件と出ました。年間500件を超えると、事務も1人では対応は難しいため、数名で分業する形になり、内々・内外・外内にチームを分けて対応することが多くなります。

一方、ほかの事務所の所長名を入れて検索したところ年間60件がヒットしました。こちらの場合ですと事務スタッフの方が1名で担当できる分量となり、出願から登録までの一連の手続を担当する形になることが多くなります。

事務を分業する場合と、一人で一連の手続をする場合には、それぞれにメリットとデメリットがあります。そこで、これからどのようにキャリアを積み重ねていきたいかということと、どちらの組織で仕事をしたほうが、ご自身のよさ(得意)を引き出せるかを考えて転職するのがベストです。

実際にやってみなければ分からないこともありますが、AIBSでは100以上の知財事務スタッフの方とお会いしてきましたので、あなたにとってよりよい職場をご提案できると思います。 転職についてお悩みがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください!

«前の記事へ一覧次の記事へ»