特許事務ブログ

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2018.09.12

シリーズ【知財事務を手放す】1:知財事務の現場に足りないこと

お知らせ

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この夏、大阪と東京で知財事務のアウトソースをご紹介する「知財まるごと管理」サービスのセミナーを開催しました。

「知財事務、思い切って手放してみませんか?」というテーマで、企業の知財事務や特許管理システムの仕事に携わっている方々(大阪では 24 社 、東京では 39 社)にご来場いただき、弊社が提供する知財事務のアウトソースサービスの事例を紹介しました。

20 年以上、知財事務のサービスを提供していますが、企業の知財事務が安定せず困っている企業が多くあります。

主な原因として
・知財事務を遂行する人に女性が多く、ライフイベントに伴う入れ替えが発生してしまうこと
・知財事務の仕事をする上で欠かせないツールである特許管理システムの入れ替えが数年単位で発生してしまうこと
が挙げられます。

そこで、知財事務の仕事をする人と使用する特許管理システムを固定させることで知財事務の仕事が安定するのではないか?と考えたのが弊社のアウトソースサービスです。
今回のセミナーでお客様からの質問に答える中で、さらに知財事務を安定させない要素に気がつきました。それは「業務が整理できていない会社はアウトソースできない」という点です。
整理ができていない場合、ルールがない、マニュアルがない(あっても形骸化)、業務が複雑化しているなどの状況が見受けられます。知財事務の仕事は煩雑・複雑になりがちで、アウトソースして手放したいと思う方が多いのですが、そもそも手放す(アウトソースする)前に整理整頓が必要です。アウトソースは業務見直しのよい機会になると思うので仕事を整理していただければと思います。
今流行りの RPA にしても RPA を導入したら仕事が一見楽になりそうですが、コンピュータに作業手順をインプットして実行させる必要があるため業務を標準化しないとコンピュータは動いてくれません。
知財の職場では、ルールが決まっていてそれを関係者がちゃんと守ってくれればしなくてもよい苦労を知財事務担当者がカバーしていることが多いように感じています。知財事務の重要性や特殊性をより多くの方にお伝えすることにより、知財事務を担当する方への配慮や理解が促進されていけばと思います。

何かお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。私たちアビリティが何かお役に立てればと思っています。