特許事務ブログ

IP Blog

2019.06.05

シリーズ【特許事務を仕事にする】18:何のために知的財産権を取得するのか?

特許事務のお仕事

prat.jpg

今回は知的財産権の役割について取り上げたいと思います。

最近では知的財産権に関わる仕事や勉強をしていなくとも、日常で触れる商品や国内外を取り巻くニュースなどあらゆる場面で特許や商標といった言葉を見聞きする機会は増えているかと思います。

ただ、そういった特許など知的財産権に関する言葉が身近に感じられるようになってきたとはいえ、なぜ知的財産権を取得する必要があるのか?についてはピンとこないところがあるかもしれません。

-------------------------------

先日、知財活動に取り組まれている中小企業の経営者の方のお話を聞く機会があり、単に製品に関する特許を取得するだけでは意味がないこと、事業を成功させるための手段の一つとして上手く知的財産権を活用していくことの大切さを痛感しました。 こちらは経済産業省 中国経済産業局のWeb サイトで、中国5 県にある知財活動を熱心に行っている企業の事例が紹介されています。企業にとって知的財産がどんな役割を果たすのか、会社が儲かるために知的財産をどう活用すれば良いのか、わかりやすく動画で説明されています。本社が広島にある弊社においても身近な地域ですので、弊社の新入社員研修で知的財産の講義をする際にも紹介しています。

これから特許事務の仕事を始めようと思っている方にとっても参考になると思いますので、よかったらあなたの興味がわくところから勉強してみてくださいね。

◆特許:オープン&クローズ戦略とは

◎株式会社フジワラテクノアート

3-4 自社の開発技術を守り・攻める~オープン・クローズ戦略~ #92

(実際の手続書類を確認出来る)J-PlatPatについて、詳細なマニュアルが掲載されています。

◆◆意匠・商標権利化

◎熊野筆メーカー 株式会社晃祐堂 意匠/商標権の権利取得

8-1 デザインで加速する海外への知財戦略 #10

2019.02.16

シリーズ【特許事務を仕事にする】17:特許庁サイトでの学習のススメ

特許事務のお仕事

turi.jpg

さて、本日は特許庁のサイトを活用した学習をご紹介したいと思います。

最近の特許庁のサイトは初心者の方にも分かりやすく改訂されています。

ぜひご覧になってみてください。

-------------------------------

◆参考サイト

特許庁 制度・手続

特許・実用新案・意匠・商標の制度と手続がまとめてあります。どこから見て良いか迷う方は、下記の順で読み進めてみてください。

1.初めてだったらここを読む~特許出願のいろは~

特許手続の全体像を確認します。

2.特許出願フロー(通常)

特許事務に必要な手続の流れと書類の関係を確認します。

3.J-PlatPat のマニュアル

(実際の手続書類を確認出来る)J-PlatPatについて、詳細なマニュアルが掲載されています。

マニュアルの「1章 はじめに」「2章 各サービスの概要」「3章 トップページ及び共通機能の紹介」「4章 特許・実用新案 p.36特許・実用新案番号照会, p.40特許・実用新案検索, p.69審査書類情報照会」は必見です。

「審査書類情報照会」では、特許庁が出願人に発送している書類や、出願人が特許庁に提出した書類を見ることができます。あなたが気になる企業の特許出願を調べてみてくださいね。

最後に、2019年4月1日に特許庁手続に関する料金改正がありますので、審査請求料金改正についてご紹介します。

出願審査請求については以前の記事もご参考ください。→ 出願審査請求とは?

今回の改正により、審査請求の基本料は(旧料金から2万円引き上げられ) 138,000 円になります。なお、審査請求料は特許請求の範囲に記載されている請求項の数によって金額が加算されるようになっていますので、請求項の数が 10 だった場合は、138,000+(10×4,000) =178,000 円になりますね。料金改正前の審査請求料が適用されるよう、前倒しの出願を検討している企業もあるかもしれません。

今回、聞いたことのない専門用語に戸惑われた方もいらっしゃるかもしれません。アビリティでは、未経験から特許事務の仕事にチャレンジされる方でも、特許庁手続に必要な基本的な用語から分かりやすくお教えしていきます。

特許事務に興味をお持ちになった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

2019.02.14

知財事務で転職をお考えの方向け【無料】セミナーのご案内

特許事務のお仕事

知財事務で転職を考えている方。弊社のセミナーにいらっしゃいませんか/p>

今の職場でこのまま知財事務を続けていくのが不安・・・

自分が理想とする転職先を見つけるにはどうすればよいか?

転職で失敗しないためにどのようなことに留意すればよいか?

知財関係の転職情報は、媒体等で数多く出ています。でも、実際に職場で働いてみないと、その職場があなたにあった職場かどうかわからないのが実情です。

私たちは20年以上、知財事務に特化した事務スタッフの派遣・人材紹介のサービスを提供して参りました。職場の規模や方針によって、知財事務のあなたに期待される仕事の内容は変わります。

あなたの資質を活かし、あなたがより生きがいを感じることができる職場への転職を支援するためにも、日頃から意識して準備しておくべきことがあります。そこで、転職を検討されている、特許事務経験のある方を対象として、転職相談セミナーを開催することに致しました。

あなたの転職に関するご相談内容をお伺いします。

日程のご案内



    開催日  時間
    2019年6月6日(木)
    【受付終了】
     18時45時~
    2019年6月13日(木)
    【受付終了】
     18時45時~
    2019年6月27日(木)  18時45時~
    2019年7月4日(木)  18時45時~
    2019年7月25日(木)  18時45時~
    2019年8月1日(木)  18時45時~
    2019年8月29日(木)  18時45時~
    2019年9月5日(木)  18時45時~
    2019年9月26日(木)  18時45時~
    2019年10月3日(木)  18時45時~
    2019年10月10日(木)  18時45時~
    2019年11月28日(木)  18時45時~
    2019年12月4日(木)  18時45時~
    2019年12月26日(木)  18時45時~


    会場のご案内:http://www.a-ibs.com/company/

    東京支店:

    〒101-0047 東京都千代田区内神田2丁目15-4 司ビル6F
    Fax : 03-3255-8621
    Tel : 03-5296-7414
    JR:神田駅下車 徒歩約5分
    東京メトロ銀座線:神田駅下車 徒歩約5分

    お申込みはこちらから:http://www.a-ibs.com/contact/

    ※遅くとも開催日の1週間前までに、お申し込みください。折り返し担当者からご連絡差し上げます。

    ※お手数ですがお申込みの際は、第1希望から第3希望日までお知らせください。お問い合わせ内容の箇所に「参加希望日と転職に関する相談事項等」をご記入ください。

    ※特許事務経験者の方はお一人ずつ、特許事務未経験の方の場合は少人数(上限6名)で実施予定です。個人情報は厳密に取り扱いますのでご安心ください。

    2018.05.22

    シリーズ【特許事務を仕事にする】16:適性判断のポイントは"おもしろい"と感じるかどうかです

    特許事務のお仕事

    camo.jpg

    弊社では、毎年4月にグループ会社全体での新入社員研修を実施しています。事業内容が多岐にわたるため、内容は盛りだくさんですが、研修の一環として、知的財産権とビジネス(事業)の関わりについて理解を深める機会を設けています。

    今年は、特許庁発行の雑誌【Tokkyo Walker】にも掲載されているユニ・チャーム(株)の"超快適"マスクを事例に、実際の商品に沿ったワーク中心の講義を行いました。

    *【Tokkyo Walker】については以前の記事でも紹介しています→ 4:「Tokkyo Walker」のご紹介

    マスク一つの製品に対し、特許権だけでなく、意匠権、商標権など複数の知的財産権が存在していることが分かります。この一つ一つの権利について調べることができるのが、J-PlatPatという日本特許庁のデータベースです。

    ぜひ下記URLにアクセスして
    1. "マスク"がどのような審査プロセスを経て特許権、意匠権、商標権を取得しているのか
    2. 特許権を取得するときにどんな手続書類が提出されているのか
    3. 特許・意匠・商標それぞれの制度の違いはどのような点にあるのか
    を見てみてください。

    ◆マスクの審査経過と手続書類(審査経過や手続書類を閲覧できます)
    1. 特許番号5436262号(マスク:やわらかストレッチ耳かけ)
    2. 特許番号:5318002(マスク:エンボス加工)
    3. 登録意匠:1411778(衛生マスク)
    4. 登録商標:5599626(超快適)
    ◆手続フロー(権利取得までの流れ)
    1. 特許
    2. 意匠
    3. 商標

    "難しそうだけど、おもしろそう!"と感じた方には特許事務の適性があるかもしれません。特許事務の仕事を経験したことがない方には、制度や手続書類については就業前にしっかり事前教育しています。
    少しでも興味を感じた方はお気軽にお問い合わせください!

    2017.09.29

    シリーズ【特許事務を仕事にする】 15:"派遣"という働き方を最大限に活かす

    特許事務のお仕事

    85c041752e0c9f01de9fe71bcafa055e_s.jpgのサムネール画像
    企業と特許事務所、両方で知財事務経験があるスタッフの方と面談をしたときの話です。企業の知財部で "契約社員"として勤務した後、"正社員"での勤務を希望し、ある特許事務所に転職されました。念願の"正社員"になることができて、ハッピーになるはずでした。ところが、想定していなかったことが起きてしまったのです。

    最初の事務所では、一緒に仕事をしていたチームの人間関係はよく仕事内容も問題ないものの、業務量が多く、ほとんど毎日終電の状態。体調を崩しがちになり、長く勤務できそうにない職場と判断し退職。
    次の事務所では、業務のボリュームが面接のときに聞いていた以上に多い上に、お局様のパワーハラスメントに耐えられず、また退職することになったそうです。

    一般的に面接では、所長や人事担当者など限られた方が対応することがほとんどで、実際に仕事をしてみないと現状はわからないものです。ましてや、職場にパワーハラスメントが存在するとは。知財業界でハラスメントの実例を知るのは残念でなりません。

    AIBSでは、すべての職場に対して闇雲に登録スタッフの方を提案するのではなく、スタッフの方が仕事をするのに最適な職場かどうかをまず見極めるようにしていますので、安心してご応募ください。

    確かに、派遣という勤務形態は期間に定めがあり、契約を更新してもらえるのか不安になることもあると思います。ただ、上記のスタッフの方のように、特許業界では正社員を目指しても幸せになれないケースも多々あります。その方は、「(派遣社員のときよりも)正社員のときのほうが辞めるのにエネルギーが必要だった」とおっしゃっていました。今はAIBSがお勧めする紹介予定派遣または派遣で勤務をしてから、本当に "この事務所で仕事を続けたい"と思った職場で正社員になれるようがんばりたいそうです。

    ぜひ、"派遣"という勤務形態をうまく活用して、あなたが理想とするキャリアアップやキャリアチェンジを実現していただきたいと思います。