特許事務ブログ

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2020.07.09

シリーズ【特許事務を仕事にする】 54:知財学習オススメ動画

特許事務のお仕事

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コロナ感染拡大の影響を受けて、さまざまな研修がオンラインで実施される中、特許庁も制度や手続について動画で紹介しています。従来はセミナー会場に行って話を聞くというスタイルが一般的でしたが、今後はこうしてオンラインが主流になっていくのかなぁと感じます。たくさん紹介されている中で、知財事務に関わる方にぜひご覧いただきたい動画を抜粋してご紹介します。

◆特許庁ウェブサイト 動画チャンネル
https://www.jpo.go.jp/toppage/movie/index.html

◎電子出願利用方法
私自身、国内手続を行ったことがないため、インターネット出願操作の経験がありませんが、こちらの動画を見ると、インターネット出願の準備から庁発送書類の受信・庁提出書類の発信までの流れを知ることができます。
https://www.jpo.go.jp/toppage/movie/pcinfo/index.html

◎職務発明制度の概要
企業・大学で生まれた発明の取り扱いについて端的に説明してあります。動画は17分程度です。
https://www.jpo.go.jp/toppage/movie/shokumu_hatsumei.html

◎意匠審査基準説明会(2020年1~3月実施)
意匠法は"大変革"と呼べるほどの変更が行われています。動画は3時間、テキスト200ページ強ありますので少しずつ学習してみてください。
https://www.jpo.go.jp/news/shinchaku/event/seminer/text/isho_text_2019.html

2020.06.25

シリーズ【特許事務を仕事にする】 53:知財の学び直し

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もうすぐ6月も終わりですね。時が経つのが早く感じます。

さて、在宅勤務になってまとまった時間が取れるようになったこともあり、最近は、知的財産権の制度概要や手続の動画を見て学び直しをしています。

企業知財部で勤務していると、手続きを特許事務所に依頼していることが多く、自分で審査請求書や特許料納付書など特許庁へ提出する書類を作成することは少ないかもしれません。私自信も以前の勤務先の企業では、庁提出書類を作成したことがありませんでした。

今回、特許庁への手続きの動画を見て、特許庁へ提出する書類の作成方法や記載方法について細かい点を知ることができました。また、不要な記載をしていたことにも気がつきました。それは、書類の【あて先】です。新しい勤務先になって初めて書類を作成する機会があり、【あて先】「特許庁長官 ○○○○殿」というように長官の名前を記載していて、長官が代わると名前を調べて修正していたのですが、実際にはそれは不要で、「特許庁長官 殿」だけでよかったのです。

その他にも、願書の発明者の追加・削除の補正には、発明者相互の宣誓書の提出が必要になることを知り、余分な作業を増やさないためにも提出前のチェックが欠かせないことを改めて感じました。

知っているつもりでちゃんと理解していなかったことや間違って覚えていたことに気づくことができ、情報をアップデートすることもできて、知財を学び直すいい機会になりました。

2020.06.11

シリーズ【特許事務を仕事にする】 52:出願審査請求の回復

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こんにちは。とうとう関東も梅雨入りしましたね。

さて、以前に「期間徒過の原因から学ぶ」として、特許庁ウェブサイトに掲載されている出願審査請求の回復申請状況表をご紹介いたしましたが、久しぶりにサイトを見てみたところ、6月11日現在で100件となっていました。

審査請求の回復理由が認められたものは、特許庁ウェブサイトに記載されているとおり、"インターネット公報による特許庁公報(公示号)"で確認することができます。公示号は"インターネット利用による公報発行サイト"からダウンロードすることができます。

どのくらい回復理由が認められたものがあるのか気になり、また、公示号というものを見たことがありませんでしたので、見てみることにしました。過去分の公示号を見てみたのですが、なかなか該当する記載を見つけられません。やっと見つけたのは、昨年の公示号でした。
「出願審査の請求の回復」というタイトルで回復理由が認められた案件の出願番号が掲載されていました。

このことからも回復理由が認められた案件が少ないことがわかります。正当な理由がない限り救済はされませんので、期間徒過の原因から学び、徒過することないように、細心の注意を払って期限管理しましょう。

◆出願審査請求の回復申請状況表(特許庁ウェブサイト)
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shutugan/kaifuku_shinsei.html
◆インターネット利用による公報発行サイト(特許庁ウェブサイト)
https://www.publication.jpo.go.jp/

2020.06.04

シリーズ【特許事務を仕事にする】 51:クレジットカードによる手数料の納付

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こんにちは。最近は蒸し暑い日が続いていますね。適宜水分を補給して、熱中症に気をつけましょう。

ある企業の知財部で知財事務を担当されることになった社員のAさんに知財事務研修を実施することになりました。ある日、Aさんからこんな質問を受けました。
「特許庁の手続でクレジットカードの利用ができるようなのですが、他の会社でも使っているのでしょうか?上司が予納台帳は煩雑なのでクレジットカードに変更したいと言っていて、この場で聞いてみてと言ってました」

クレジットカードの利用ができるようになったのは知っていたのですが、私たちがお付き合いしているお客様で実際にクレジットカードを使っているという話を聞いたことがなかったので、特許庁に電話をして聞いてみることにしました。

その結果、以下のことが分かりました。
・利用できるクレジットカードは法人・個人いずれのものでもよい
・ただし、3Dセキュア認証が必要で、認証はクレジットカード会社に依頼する
・ブランドはVISA、MasterCard、JCB、American Expressのみ対応
・3Dセキュア認証にかかる費用は発生しない

特許庁のWebサイトにもクレジットカード利用について詳細な説明が記載されていました。よかったら参考までにご覧ください。
https://www.jpo.go.jp/system/process/shutugan/pcinfo/outline/payment/credit- card.html

2020.05.28

シリーズ【特許事務を仕事にする】 50:AIツール "Patentfield"について

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特許庁のサイトに「知財インテリジェンスサービス」として、いわゆるAIツールによる分析サービスの紹介がされています。

◆知財インテリジェンスサービスの紹介
◎AI ツールの一覧
https://www.jpo.go.jp/support/general/ip-intelligence/index.html

特許分析業務がどんな仕事なのか、Patentfieldを見ると少しイメージができますのでご紹介したいと思います。
 
◎Patentfield の機能紹介
https://www.jpo.go.jp/support/general/ip-intelligence/intro-7.html

◎Patentfield 日経 225 特許ランキング
https://patentfield.com/
比較的なじみのある食品業界の特許出願傾向を画面キャプションしてみました。下記のとおり、週ごとの出願件数の推移や技術分類(IPC分類、テーマコード)別に件数情報が瞬時に表示されます。

patentfield.png

さらに、どんな内容の特許なのか、審査経過はどうだったのか、というのもクリック一つで表示されます。審査経過の見せ方も分かりやすく、これは特許事務の勉強にも使えそうだ!と思ってしまいました。

なお、Patentfieldはアカウント登録することで無料機能について回数制限なく検索できますので、よかったら登録して使ってみてくださいね。