翻訳スタッフブログ

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2021.04.21

長野とタイ語とDTPと

翻訳の仕事

インバウンド盛んな頃には大勢のタイの方々が訪れていた松本市ですが、最近はめっきり見かけなくなってしまいました。

早く戻るとよいのになあと思う今日この頃です。

もともと松本市にはタイの方々が結構住んでいます。
長野県多文化共生・パスポート室調べ」(令和2年(2020年)12月末現在)によると、272人の方が居住されており、国籍・地域別では6番目の多さ(外国人の比率では11.8%)となっています。

というわけで松本駅前周辺にもタイ関係のお店が何軒かあります。

Thai_restaurant_in_Matsumoto.png

Thai_massage_in_Matsumoto.png

タイのお店とはいえ、看板は日本語で書かれている場合も多いのですね。

さて、AIBSでももちろんタイ語の翻訳を行っていますが、翻訳後の編集作業(DTP)ではけっこう気を使います。

タイ語には声調記号があったり、単語の間にスペースがなかったりする特徴があります。

編集用のアプリケーションの中にはタイ語を適切に表示できないものがあり、タイ語のフォントを指定しても文字化けしてしまうこともあります。タイ語に慣れていないと文字化けに気づきにくいという点もタイ語のDTPの難しさです。

一例として、以下のような声調記号のズレがあります。

Thai_DTP_note.png

声調記号の位置がずれておかしな表示になっているのがおわかりいただけるかと思います。

拡大しているので判別できますが、これが文章中に紛れていたら、なかなか気づけません。

編集時にはアプリケーション毎に適切なフォントを選択し、詳細設定が必要不可欠となります。適切に翻訳をしたにもかかわらず、編集でおかしなことになってしまっては元も子もありませんので、編集後にはタイ語ネイティブの方によるチェックも不可欠です。

今後、インバウンド復活後にさらにタイ語の必要性が増してくるかと思います。
細心の注意を払って作業してお迎えしたいところですね。