特許翻訳コース
特許翻訳者とは
日本で発明したものを外国に特許出願したり、逆に外国の発明を日本で特許出願する場合、特許明細書の翻訳が必要になり、それを行うのが特許翻訳者です。欧米と日本では特許出願の手順や特許明細書の書式が違うため、それらの違いに応じて翻訳する必要があります。
日本は世界トップクラスの特許出願数を誇っており、特許翻訳者のニーズは非常に高くなっています。
特許翻訳者に必要なスキル
特許翻訳者には、高い語学力だけでなく、国によって異なる特許出願の流れ、特許法の規定、発明技術の知識など、幅広い知識・スキルが必要です。
特許翻訳者は一般の技術翻訳と比べて難易度が高く、翻訳単価も高いため、翻訳者として高収入を目指す方に向いています。
また、比較的スケジュールが長い案件が多いため、子育て中の方や自分のペースで働きたい方にもおすすめです。
講師紹介
中野 千佳
特許翻訳コース
(株)アビリティ・インタービジネス・ソリューションズで特許翻訳、チェックに従事。お客様の声に耳を傾け、これからも求められ続ける「特許翻訳」を日々探求している。
技術文書であり、法律文書でもある特許明細書の翻訳者には、原文読解力、翻訳力、調査力などの知識やスキルが必要です。このコースでは、特許翻訳特有の要件を解説し、簡潔で明確な訳出に必要なテクニカルライティングの要素についてもご紹介します。
塩﨑 理恵
特許翻訳コース(チェッカー・コーディネーター回担当)
(株)アビリティ・インタービジネス・ソリューションズで特許翻訳、チェック、コーディネートに従事。
(チェッカー・コーディネーター回)では、トライアルや初回案件の壁を越えるためのポイント、実案件での品質管理とビジネスコミュニケーションのヒントをお伝えします。
コースの概要
コース名 | 特許翻訳コース |
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コース概要 | 特許に関する業務や制度の概要、効果的な情報検索方法、テクニカルライティングの基礎など、特許翻訳について幅広い知識を身につけることができます。 |
内容 | 特許翻訳の基礎知識、特許翻訳者の役割と責務、テクニカルライティング、英訳演習など |
回数 | 120分×全10回 |
コース開始日 | 2024年の開講予定はありません |
日時 | 隔週木曜日(全10回)19:00~21:00 ※大型連休がある場合などはこの限りではありません。 |
方式 | オンライン方式(Zoom) |
ご準備いただくもの | PC(タブレットでも可)、ウェブカメラ 、マイク |
受講料 | 88,000円(税込み) |
定員 | 12名 |
必要な英語力 | TOEIC800点以上または同等レベル 資格・実務経験不問 |
お申し込み方法 | 次回のお申し込み開始時期は未定です |
※最少遂行人数 5名に満たない場合は実施されないことがあります。
受講料の分割払いについて
受講料は分割払いでのお支払いが可能です(分割手数料なし)。
下記金額は税込です。
コース名 | 一括支払金額 | 分割支払金額 | ||
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1回目 | 2回目 | 3回目 | ||
特許翻訳コース | 88,000 円 | 40,000 円 | 28,000 円 | 20,000 円 |
卒業生の声
さん
特許への抵抗感が減り、継続してスキルアップできた
英語力が必要な上に特許には難解なイメージがあり、今から始めて大丈夫だろうかという不安感がありましたが、初めに特許の構成と読み方を学んだことで抵抗感が減り学習を続けられました。
翻訳ルールと納期が決められ、実務さながらなうえに、質問にはいつでも丁寧に答えてくださり、とても密度の濃い授業でした。
講座終了後に翻訳者候補として仕事をいただくようになり、その後も随時フィードバックをいただいて継続してスキルアップでき、授業で使用した教材は参考資料として実際の仕事でも活用しています。