Ability InterBusiness Solutions

2003年、株式会社大興の一事業部だったアビリティセンターが分社・独立すると決まったときに、社員の意見を集めてこの社名に決めました。それまでは技術翻訳だけを扱う部門でしたが、「これからは翻訳だけでなく言語をコアとしていろいろな分野に事業を展開していきたい、そしてプロフェッショナルとしてお客様のベストパートナーになりたい」その思いを言葉にしたのがこの社名です。日本語に訳すと「社員の能力を結集してお客様にグローバルビジネスのソリューションを提供する」という意味です。
AIBSのことを翻訳会社とか知財サービスの会社と思っている人が多く、いずれも間違ってはいませんが、「言語をコア業務としたソリューションプロバイダー」として認識していただきたいと思います。

ロゴマークに込められた想い

ロゴマークも、2003年に新社名と一緒に決めました。
このロゴマークから何が見えますか?

下側の英語を見ると、Ability InterBusiness Solutionsという社名がわかります。
上側のマークは、いろいろな見え方があると思います。
たとえば、

  • 社名の最初の文字のAに見える。
  • 地球にかかる大きな橋に見える。(海外との架け橋になりたい)
  • 遠くの水平線にかかる大きな虹に見える。(世界の希望の虹になりたい)
  • 地球をまたいでいるように見える。(世界中にサービスを届けたい)
  • 地球をつかんでいるように見える。(いつかは世界制覇という野望が……)

などなど。
まだ違う見え方もあると思いますが、どれも正解です。AIBSの社員もそれぞれに違う見え方をしていると思います。会社というのは、目的指向で集まる集団です。「社員の能力を結集して、プロフェッショナルなパートナーとして、お客様にグローバルビジネスのソリューションを提供する」という理念を共有する多様な人たちが集まっているということを表現しています。

AIBSとは

AIBSを表すキーワードは、「知的好奇心の刺激」です。世の中に普及していない最先端の技術や情報が国を超えるときには、翻訳・通訳などの言語サービスと、特許・商標などの知的財産サポートが必要とされます。
AIBSの扱う分野は、IT、産業機械、電気・電子、自動車、環境、医療、化学、金融、法律、特許、契約、観光……などなど多岐にわたります。さまざまな分野の技術や情報に接しながら、興味津々に、そして好奇心丸出しで仕事に取り組むことができます。しかし、興味を持つだけではいい仕事はできません。その内容が理解できるように日々勉強しなければいけません。共に働く仲間はみんな勉強が好きで、それもまた刺激になります。仕事からも同僚からも大いに刺激を受ける、それがAIBSです

業界の今とこれから

翻訳

近年、AIの進化には著しいものがあります。翻訳はAI(機械翻訳)にとって代わられるのか?という議論がありますが、私はそうはならないと考えています。分野やモノによっては機械翻訳でも大丈夫ということはあるでしょう。しかし、命に関わるようなものや、法律に関わるようなもの、またマーケティング分野のように、最終的に人の心に届くような文章が作れるのは、やはり人間です。これからは、AI搭載の翻訳支援ツールなどをうまく活用していくことが重要になってきます。機械翻訳とうまく付き合えるよう、より高度な語学力が必要とされるようになると思います。

知的財産

特許や商標などの知的財産は、製品やサービスにとって大事なものです。特許権や商標権、著作権などに関わる紛争が報じられることも増えてきています。企業活動がグローバル化した現在では、知的財産を意識した「知財戦略」が、企業経営に大きく影響を与えるようになってきました。AIBSが提供しているような特許翻訳や特許調査や知財事務支援などがますます重要となってくるでしょう。

未来のAIBS社員へ

AIBSは、株式会社大興の技術翻訳部門としてスタートしました。多くの業界・分野の技術翻訳を中心として、特許翻訳だけでなく特許調査や知財事務支援などのサービスを展開して、知的財産の世界でも活躍しています。また、製品の海外展開に必須である外国語版のマニュアル制作という分野や、これまでに得た知見や経験をもとに翻訳教育、語学教育、知財教育などの教育分野にも事業を展開していこうとしています。これからも長い社名の通り、AIBSの力を発揮できる新しいサービスや分野(新しいソリューション)を探求し、お客様に提供し続けていきたいと考えています。

社名にある「アビリティ」は、社員の持つ能力を指しています。私たちは、社員一人ひとりの能力を結集し、お客様のニーズと時代にマッチしたソリューションを提供するためにこれからも進化し続けます。その実現のために、新たな領域に挑戦し自ら成長していける新しい仲間と共に働けることを楽しみにしています


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