翻訳の種類

みなさんは「翻訳」と聞くとどんなものを思い浮かべますか?

小説や実用書などの書籍を翻訳する出版翻訳や、映画やドラマの字幕や吹替などを翻訳する映像翻訳を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ところが、こうした翻訳は、世の中にある翻訳の仕事のうちわずか10%に過ぎません。残りの90%を占めているのが、「産業(実務)翻訳」です。IT、機械、自動車などの技術分野から、ゲームや観光などのエンタメ分野、特許や契約などの法律分野まで多岐に渡り、皆さんの生活にも広く関わっています

私たちAIBSが提供しているのもこの産業翻訳です。AIBSは技術分野の翻訳が得意ですが、創業以来約30年にわたりお客さまのニーズに合わせてサービス強化に努めてきたことによって、現在では幅広い分野の翻訳をご依頼いただいています。

 

翻訳会社のいろいろなかたち

翻訳会社と言うと、翻訳者がたくさんいる場所というようなイメージがあるかと思います。ところが実は、世の中のすべての翻訳会社が、営業から翻訳者まで、翻訳に関わるすべての職種を社内に備えているわけではありません。翻訳コーディネーターや営業だけの会社もあれば、AIBSのように、翻訳に関わるすべての職種が社員として在籍しているところもあります。

私たちは、すべての職種を社内に置くことで、翻訳の流れやノウハウを会社全体で共有でき、お客様のご要望にいち早く対応できると考えています。また、未来の翻訳者を育成し、翻訳業界に貢献したいと強く願っています。そんな想いから、AIBSでは、翻訳に関わる全職種を社員として社内に置いています。

各職種の詳しい仕事内容はこちら!

翻訳に関わる職種

翻訳業界の過去・現在・未来

翻訳業界は、ITの発達とともにめまぐるしい変化を遂げています
ITの発達以前は、翻訳するために専門書を何冊も買い、図書館で必死に調べて訳すのが当たり前でした。それが、ITの発達により、PCとインターネットがあれば、大抵のことはすぐに答えが得られるようになりました。
さらに、翻訳支援(CAT : Computer Aided Translation)ツールと呼ばれるソフトウェアの登場により、翻訳作業の効率は飛躍的に上がり、ヒューマンエラーも格段に少なくなりました。
そして現在は、ニューラル機械翻訳(NMT : Neural Machine Translation)の登場により、機械翻訳が実務で使用できるレベルにまで急成長しました。ポストエディット(PE : Post Edit)と呼ばれる、機械翻訳の出力結果を人間の翻訳者が確認して手直しする翻訳のスタイルも一般的になっています。
社会情勢の変化や技術革新に伴い、ビジネスを取り巻く環境はますますスピードアップしていますが、それは翻訳業界も例外ではありません。よりスピーディーに翻訳を提供するために、機械翻訳の活用が進んでいます。
今後ますます機械翻訳の精度が向上していくと言われる中、翻訳の仕事がなくなると心配している人も多いと思います。事実、人間の翻訳者には今まで以上に高い翻訳力と専門性、スピードが求められることになるでしょう。生き残るには、常に自己研鑽を続ける必要があります

AIBSの現在地~翻訳編~

自動車部品のマニュアルの日英翻訳からスタートしたAIBSの翻訳サービスは、社外パートナーの多大な協力と社員のたゆまぬ努力により、30年間で大きく成長しました。今では幅広い専門分野を扱い、対応言語は50か国語を超え、年間約1,500社のお客様にサービスをご利用いただいています。ただ、AIBSはまだまだ成長途中の会社です。まだ足りないこと、挑戦したいことがたくさんあります
「社員の能力が会社の能力」というように、挑戦したいと言うだけでは何も変わりません。挑戦するために社員一人ひとりが日々努力しています。

AIBSがある世界~翻訳編~

翻訳を通してAIBSが目指すのは、できるだけ多くのグローバルビジネスを成功に導くこと
優れた製品やサービスを、国境を越えて多くの人々に届けるお手伝いをすることが、私たちにできる社会貢献です。みなさんがこれまで目にしたものや、日常的に使用しているものの中にも、私たちが翻訳したものがあるかもしれません

世の中には、本当は翻訳した方が良いのに実際に翻訳されているのはそれらの1%しかないと言われています。またその1%の翻訳されたものの中に、品質が高いと言えない翻訳があふれています。コストの問題や翻訳者不足など様々な要因がありますが、それを解決するのがソリューションプロバイダーとして私たちが解決すべきミッションです。

翻訳はチームで行う仕事。
私たちは、一緒にお客さまのグローバルビジネスを成功に導く仲間を探しています


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