節分と立春と就職活動と

2月は一年で最も寒い時期とされていますが3日の節分そして4日の立春も過ぎ、暦の上ではもう春です。梅の開花や花粉の飛散などの報道を目にすることが増え、寒い日々の中でも暖かい春の日を意識するようになります。節分の日といえば豆まきですが、豆を年の数だけ食べる(私は数が多いので3日間に分けて食べます)、イワシを焼いて食べヒイラギの小枝と共に飾る(柊鰯というらしい)、恵方巻きを黙って食べる(今年の恵方は東北東でした)など、節分は季節の行事の中でも食べることで忙しい風習のひとつです。古来、人々はそうすることで「邪気を払い、福を呼び込む」と信じ、気持ちを切り換えて新しい年に臨んできたのでしょう。昔からの風習とはいえ、現代人も同じ感覚を持ち続けているのだと思います。

昨年3月のブログに登場した梅花ですが、今年は2月の様子です。開花とつぼみが半々くらいです。


このブログは、当社(AIBS)の採用サイトに掲載しているので、今回は就活生を意識して・・・ 春といえば、何かの始まりというイメージがありますが、いよいよ新卒の就職活動が始まる時期となりました。企業からすれば新卒の採用活動の始まりです。今年はどんな若者と出会えるかなとワクワクする時期でもあります。就活生にとっては長い学生生活が終わり、それよりもっと長い社会人生活が始まるというタイミングです。胸中は、期待と不安で満ち溢れているのではないでしょうか。しかし、ここは新しい世界へ足を踏み出す前に、自分をしっかりと見つめ直すことができる良い機会です。これまでの人生を振り返り、これからの人生へ思いを馳せてください。不安の方が勝ることも多く、つい目の前の幸せに飛び付いてしまいがちですが、ここは踏ん張ってこれからの人生をどう生きていくのかを一生懸命に考えて欲しいのです。これからの人生は、自分で考え自分で決めて自分の足で歩いていかなければなりません。就職活動というこの機会に自分の人生観や価値観を再確認するのです。世の中には様々な情報がありますが、それらに振り回されることなく情報をうまく捉え参考にして自分の考えをまとめていくことが大事です。明るい未来に気持ちをしっかり向けて、ズキズキ・ドキドキしながら就職活動に臨んで欲しいと思います。

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