11月7日に富士山の初冠雪のニュースが報じられました。地球温暖化の影響でしょうか、今年は130年前に統計を取り始めて以来、最も遅い観測記録でした。実は、前日の6日に東京出張の途中、飛行機から頂上が白くなっている富士山が見えたので、思わず写真を撮りました。後で調べると、富士山の初冠雪は甲府地方気象台で職員が目視で確認し発表することになっているそうです。6日は山頂付近に厚い雲がかかっていて甲府からは積雪の状況が確認できず、翌日の7日に観測できたので、初冠雪の記録は11月7日に確定したとのことです。130年間で最も遅い初冠雪ということに驚きましたが、「甲府にある気象台から人の目で確認する」というのが富士山の初冠雪の定義だと知り、さらに驚きました。
先月のブログで自転車のことを書きましたが、今月は私の自転車の変遷についてお話ししようと思います。
自転車に乗り始めたのは小学生の低学年の頃です。お古の子供用自転車をもらったことがきっかけでした。その頃は、遠くへ行ってはいけないという学校の規制もあり近所で遊ぶ程度でした。
中学生になると自転車通学ができるようになり、規制もなくなります。中学入学を機に自分専用の自転車を持つことができるようになります。近所の自転車屋でツノダの自転車を買ってもらいました。当時、ツノダ自転車といえば、「つんつんツノダのテーユー号」です。CMソングもありました。
( これを読んで『テーユー号』に反応する人がいるだろうか・・・? かなり昔の話なので・・・)
私の自転車のモデルが何だったかは覚えていませんが、5段変速のスポーツタイプの自転車でした。休みの日には自転車を掃除してピカピカにしていました。この作業を通じて自転車の構造が理解できたと思っています。高校生の時もこの自転車に乗り続けました。この自転車は、私が初めて触れた本格的な機械構造物であり、「元機械屋」を標榜する私の原点だと思っています。
大学生になってからは、友人に譲ってもらった自転車に乗っていました。(キンモクセイの香りで思い出すあの自転車です)遠くまでお金を使わずに移動することができ、時間を気にすることなく夜遅くまで活動する(遊ぶ)ことができました。社会人になり自動車の運転免許を取ってからは、自転車に乗る機会がほとんどなくなり、たまに家にあるママチャリに乗る程度でした。
当社に自転車が大好きな人達がいます。その影響もあり健康維持のためにと思い切って最新の自転車を手に入れました。今はいろいろなタイプの自転車がありますが、私が選んだのは多段変速(なんと、3 x 6=18段)のクロスバイクです。キョロキョロしながら自転車でゆっくりと走ってみると、地元といえども新しい発見があるものです。夏の間は控えていましたが涼しくなってきたので、また自転車を乗り回して新しい発見を楽しみたいと思います。