知財のドラマ

先月から新しいテレビドラマが始まっています。「それってパクリじゃないですか?」というタイトルです。普段ドラマはあまり見ないのですが、この番組は気になって見ています。
仕事(職業)をテーマとして展開するドラマはたくさんありますが、このドラマは「知的財産エンターテインメント」、「新米知的財産部員のお仕事」などと告知されていたように、知的財産の世界にスポットライトを当てたドラマです。これまでも特許権や商標権、著作権などがドラマの中のひとつの要素として扱われることはあったと思いますが、このドラマは知的財産の世界にどっぷり浸かった内容になっているようです。知財に関わる出来事はかなりリアルに描かれており、時々出てくるマニアックなセリフにシビれます。知財業界の人はニヤニヤしながら見ているのではないかと思います。ドラマということもあり突っ込みどころもあるようですが、知財の世界に日が当たったということで知財に関係する仕事をしている人たちは毎週楽しみにしているようです。当社の社員も既にスタッフブログで取り上げているようです。

当社は、知的財産に関係する事業を展開しています。知的財産業務サポートとして、特許翻訳、特許調査、特許事務などのサービスを展開しています。知的財産権をめぐるビジネスの流れの中でも重要な業務であり、お客さまがより本質的な業務に専念できるように全面的にサポートしています。詳しくは当社WEBの「特許の世界」などで説明をしていますが、普段の生活で知財になじみの薄い人にとっては理解が難しいところがあるのではないかと思っています。これまで会社説明会などで学生の皆さんに説明することに苦労してきました。知的財産ということやその業界のこと、またどんな仕事なのかということが、このドラマから見えてくるのではないかと思います。知財の仕事は、知的財産という目に見えないものを扱うのですが、知的財産権という権利を巡る競争であり戦いであるというビジネスです。論理的思考が得意な人や突き詰めることが好きな人にとっては、とても楽しい業界ではないかと思います。
番組の宣伝のようになってしまいましたが、このドラマが知財への理解が深まるきっかけとなることを期待しています。

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