何がきっかけになるかわからない

今年も時間の流れる音がビュンビュンと聞こえる時期になりました。ショッピングモールの店内は、クリスマスの音楽が流れ年末セールのポップと正月用の商品が溢れています。それぞれのタイミングが重なっているとはいえ楽しいカオス状態です。
このブログを始めてから一年が経過しました。今月もブログを書き始めているのですが、私の頭の中はいつもカオス状態で、書き始めるまでにすごく時間がかかってしまいます。

このブログのタイトルである「元ラジオ少年のブログ」について少し触れてみようと思います。
はじめてのブログはちょうど一年前の12月でした。12月と言えば忘れられないことがあって・・・という話からこの名前が決まりました。
実は、私が最初にラジオに触れたのは小学生のとき月刊誌の付録であった「ゲルマニウムラジオ」を作ったことでした。中学生のときは技術家庭の授業でラジオの組立てがありました。そして自力で組立てたラジオから放送が聞こえた記念日が12月10日なのです。それから高校生になり一年生の秋にアマチュア無線の免許を取得し無線局を開設して今日に至ります。付録のラジオから派生したアマチュア無線という趣味、そしてそれを通じて知った自然現象や自然科学のこと、人と繋がるということ、言語や地政学などを含む地球観などが私の人生に大きく影響してきた(ちょっと大げさですが・・・)と感じています。12月10日の出来事はターニングポイントとなりましたが、そもそものきっかけは雑誌の付録の小さなラジオだったのです。
何ごとにもきっかけというものがあります。私は自分が使うデスクトップパソコンは自作してきています。そのきっかけとなったのは、若い頃に先輩に見せてもらったマイコン(マイクロコンピュータ:当時はそう呼んでいた)でした。モニター、キーそしてボードなどが無造作に置かれ、配線は剥き出しの状態で動くのがとてもカッコよかったのです。その十数年後にDOS/Vパソコンの自作が流行はじめるとその記憶がよみがえり、自作PCの沼にはまっていきました。

人間は、自分では認識できていない多くの力(レベルは別として)を持っていると思います。何かがきっかけとなってスイッチが入るのだと思います。いろいろな経験をする中で「これ好き」とか「ワクワクドキドキする」そう感じるものは自分の力として大きくすることができると思います。何がきっかけになるかわかりません。その瞬間にはわからなくても、後に振り返ったときにあれがきっかけだったなと思うものです。これからも好奇心を持ち続け、まだスイッチの入っていない自分の力を見つけたいと思います。

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