こんにちは。2年目のKです。
このブログの執筆者はイニシャルKがやたら多いですが、私は以前関西弁で広島の名物「メロンパン」を紹介した関西人Kです。

先日、広島本社の先輩Mさんが、
「大阪支店のYさんと話したときに「良い悪いの問題ではない」って意味で「あくあかんの問題やない」って言ってたんだけど、「あかん」の反対って「あく」なんだね」と言っていたのが面白くて記事にしてみました。

ということで、今回は関西弁ネイティブの私が
「あかん」の反意語について考えてみたいと思います。
※素人個人の考えなので、「ほんまでっか!?」の精神でご覧ください

「あくあかんの問題やない」、「あくあかんの問題とちゃう」、「あくあかんの問題ちゃう」など、地域性による語尾の違いはあるものの、「あくあかんの問題」という表現は違和感なく存在します。

私自身「あくあかん」という表現を使用したことはおそらくないですが、私の両親は「あくあかん」と言います。
※ちなみに私はこの場合、「ええ悪いの問題ちゃう」と言うので、世代の違いでしょうか

ただし、「あく」は単体では使用せず、「あくあかん」などの特殊な場合のみ例外的に使用されるイメージです。
基本的に「あかん(悪い)」の反対として用いられる言葉は、「ええ(良い)」や「いい(良い)」が該当すると思います。

例)
あかんこと」→「ええこと」
「○○せなあかん」→「○○せんでええ
「これあかんなあ」→「これええなあ」

ちなみに、「あかん」を広辞苑で調べると、「埒明かぬの略」と記載されていました。
「あかん」の起源は「明かぬ」ということなので、「明かぬ」の反対で「あく(明く)」になったのでしょうか。※ほんまでっか!?

私も「あかん」の反対は「ええ」、「いい」だけかと思っていたので、
「あく」は「確かに~!」となる発見でした。
やはり言語を扱う会社なので、こういったことに気づいて面白がるのはアビリティ社員あるあるですかね。

追伸
文章を関西弁(大阪弁)に変換してくれる面白いサイトを見つけました。↓
大阪弁変換
ある意味機械翻訳ですね。
興味のある方は是非ご覧ください!

参考サイト:
国語/大阪弁の「あかん」についての考察