春はダイヤ改正の季節です。
 
毎年3月にはJRのダイヤが大幅に変更されますね。
さしずめ、2016年のダイヤ改正の目玉は北海道新幹線の開通でしょうが、各地域JRでも、通勤時間帯の列車の増発、車両編成の見直し、直通運転の拡大、新型車両の導入によるスピードアップなど、すこしでも利用者の便利になるように苦労されているようです。
 
JR西日本の広島周辺地域は、これまで、2枚扉、3枚扉、4枚扉の車両があり、せっかく並んでいたホームの位置に扉が来なくて、残念な思いをしたことがありましたが、今回のダイヤ改正でようやく扉が3枚に統一されます。小さなことですが、嬉しいです。
 
ダイヤ改正
 
このダイヤ改正の際に使用するのがダイヤ図
<参考:ダイヤ図
 
素人が見ても、なんのことやら、さっぱり分かりません。
斜めの線が交わってダイヤモンドのように見えますけど。。。(だからダイヤ?)
 
横軸が時間、縦軸が駅、斜めの線が車両に相当、そしてこの斜めの線がスジと呼ばれています。
このスジを引き、ダイヤ図を作成するその道のプロフェッショナルがスジ屋さん。
この中に、貨物列車も保線作業の余裕時間も含まなければならないし、本当にプロフェッショナルしか出来ない作業です。
 
最近は、ダイヤ図の基本設計はスジ屋さんが行い、その後システムを使用して検証するという方法だそうです。
その際には、スジ屋さんは実際に現場に赴き、ホームの混み具合や、乗り継ぎ時間の確認など、様々な要素を考慮しているそうです。
技術が進歩しているのでシステムだけによる机上の改正も可能とのことですが、システムはあくまで人間が考えたダイヤ図の数値のミスやシミュレーションに使用しているとのことです。
まさに、アナログとデジタルのいいとこ取りですね。
 
ところで、ここまでの記事の中にダイヤは何回出てきたでしょう。なんと、13回です(写真の中は含みません)。
 
ごく当たり前のように生活に浸透しているこのダイヤという言葉。
もともとは、英語の“Diagram”に由来しています。本来は、図表、ダイヤグラム (ダイアグラム)、一覧図、図形などのことです。
 
英語の意味に忠実であれば、ダイヤはスジ屋さんが作成するダイヤ図のことを指すべきものですが、今ではダイヤは、単なる図表のことではなく、交通機関の運行計画を表現した線図、または交通機関の運行計画/状況全般のことを指す日本独特の用語になっています。
どうやら、単にダイヤを“Diagram”と英訳すれば良いというものではなさそうです。ダイヤとは、英語でいうところの “Time table” でもなさそうだし、皆さんなら以下の用語をどのように英訳します。
 
1)ダイヤの改正
2)ダイヤの見直し
3)ダイヤの乱れ
4)ダイヤの変更
5)平日ダイヤ、休日ダイヤ
6)土休日のダイヤが進化!
7)年末年始ダイヤ
8)正確なダイヤ
9)運行ダイヤ
10)航空ダイヤ
 
ちょっと頭をひねってみてください。
 
 
<参考にしたサイト>
Wikipedia: ダイヤグラム
 
T.K.