特許事務ブログ

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2019.11.21

シリーズ【特許事務を仕事にする】 27:管理項目は少ないほどよい

特許事務のお仕事

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最近すっかり寒くなりましたね。
風邪も流行っているようですので、体調にはお気を付けください。

さて、企業で特許事務の仕事を開始すると、特許庁に関わる手続だけでなく、企業独自の業務が発生します。

特許事務スタッフとして管理する対象は、期限、データ、書類の3つになりますが、勤務先の企業が属する業界や会社の知財方針によって、管理する項目や管理方法が異なります。

業界標準の特許管理というものがなく、各社独自に管理しているため、「なぜこのようなデータを入力しているのか」と悩むことがあるかもしれません。

基本は、「管理項目は少なければ少ないほどよい」と考えてください。管理項目が多くなればなるほど、作業は複雑化し、結果的にミスが発生するリスクが高くなります。

ただ、企業における特許管理は、長い歴史とこれまで管理に携わってきた方々の工夫の上に成り立っていることもあります。表面的にムダに思われることであっても、何らかの意図があって行っている場合があります。

そのため、特許事務の仕事に慣れるまでは、書類とデータ入力を正確にかつ迅速に行うことに専念し、ある程度業務に慣れてきたら、企業の知財部として何を管理していく必要があるのか、また、それは何のためなのかを意識して、効率的な管理業務をしていくよう心掛けましょう。

その結果、ムダと思えることがあれば提案をしましょう。これは私がアドバイスをいただいたことになりますが、提案する際、女優さんになったつもりで自信を持って言うというのが大事とのことです。