「あなたにあった職場とは?」

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ここ数ヶ月の間、特許事務所から"スタッフ派遣"のお問合せが続いています。正社員という雇用形態で働く場合はなかなか自分がやりたいと思っている仕事ができるとは限らないことが多いのですが、派遣という働き方を選択した場合には、あなたの思い描いたキャリアにあった仕事を"選択"し、戦略的にスキルや経験を"積み重ねる"ことができるというメリットがありますね。

特許事務という仕事に興味を持ったあなたには、ぜひステップバイステップで、経験を積み重ねていただきたいと思っています。

大小さまざまな規模の職場があります。弁理士が1 名の事務所は3000 を超えます。

一方、弁理士が80名を超える大規模な事務所は4 しかありません(弁理士会資料より)。

特許事務所での仕事は特許庁に対する手続という観点では同じ仕事ですが、事務所によって仕事の進め方も、事務所と取引しているクライアント(出願人)も、使用するシステムも異なるため、数年後の経験や習得するスキルは変わってきます。

そこで、あなたが将来どのような特許事務スタッフとして活躍したいか?というのを具体的に描いておく必要があります。

一般的に、事務所の採用担当の方は"○○しかできない人は採用しない"とおっしゃいます。よって、将来、ご自身が働く場所を選べる立場になるには、"できるだけ多くの仕事をこなせる人になる"必要があります。

では、未経験から複数の業務を遂行できるようにするにはどうすればいいでしょうか?

方法は2 つ。最初からいろいろな業務を遂行する職場で仕事を始める場合と、最初は決められた業務だけこなし、後から業務を増やしていくという方法です。どちらがいい、悪いではなく、ご自身がどのようなタイプの人かによってアプローチは異なります。転職するときに"自分はどちらのタイプだろうか?"とよく考えてみてくださいね。

大手特許事務所の場合、受任件数やクライアントの数が多いため、出願~年金に至る業務を1 人で遂行することはできません。そこで、配属された先でまずは出願だけ、その後中間をするなど、縦割り的な仕事をすることになります。特定業務を毎日繰り返し行っていきますので、比較的短期間で特定業務のスキルを習得できます。

その後、可能であればほかの業務を担当させていただけないか相談してみましょう。もし、同じ事務所で担当業務の拡大が難しい場合は、これまで経験していない業務を経験させていただける職場を選択します。

小規模な特許事務所の場合、年間の出願や登録件数が少ないため一人で出願から年金管理に至るまで広い範囲で対応することが求められます。小規模な事務所における一人当たりの責任は大手事務所よりも重くなりますが、早い段階から幅広い業務経験を積むことが可能になります。

弁理士の先生と事務担当の二人三脚で仕事が成り立っていきますので、日ごろからいろいろなことに"気づく(アンテナを高くする)"ことも求められます。一通りの仕事ができるようになるまで2~3 年はかかりますので、腰を据えて焦らず取り組むことが大事です。

さて、あなたはどちらの職場がご自分に合っていると感じましたか?

あなたのよさを引き出せる職場をご紹介したいと思っています。

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